 
患者様が20年後、30年後に「自毛植毛を行なって良かった」と思っていただけるように、将来の頭髪状況を考慮して植毛デザインをします。どの年代になっても自然なヘアスタイルを維持出来ます。
 
デザインが決まったところで手術室に移動します。心拍、呼吸状態、血圧などをモニタリングし、患者様がリラックスしたことを確認してから専門医と看護師4〜8人がチームになって、手術が始まります。
 
ドナーエリアの毛髪は、ドナー採取をしやすくするために、バリカンで短くカットします。次にドナーエリアに局所麻酔をします。そして専門医の高度なテクニックで毛根部分を傷つけないように、特殊メスでドナーを採取します。その後、ドナーを採取した部分の頭皮を縫合いたします。  縫合部は、後頭部の頭髪の長さが4cm以上あれば、周囲の頭髪で十分隠れ、手術直後でも周囲の人にはわかりません。
*この縫合技術が良いと、縫合痕は1本の細い糸状となり、ほとんどの場合、手で髪をかき分けても気が付かなくなります。
*手術中は麻酔の効果で、全く痛みを感じません。意識ははっきりしており、読書やビデオ鑑賞を行っていただけます。また、術中にランチやお茶を召し上がっていただけます。
 
縫合後は、移植エリアに植毛用のスリット(切れ目)をデザインに合わせて形成します。熟練した専門医が、毛髪の方向やグラフト(移植株)のサイズに合わせ、精密な作業を行います。 また、スリット形成と同時進行でドナーの株分けを行います。帯状に採取されたドナーは、熟練した看護師の手により、短時間で3種類のグラフトになります。
名称・毛根数
| マイクログラフト |
フォリキュラグラフト |
ダブルフォリキュラグラフト |
| 1〜2本 |
2〜3本 |
3〜5本 |
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| 生え際に移植 |
生え際と頭頂部の間に移植 |
頭頂部周辺に移植 |
| 自然な生え際の形成 |
中間バランスの形成 |
少ない株数でボリュームを形成 |
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*熟練した看護師が最新の実体顕微鏡(マンティス)を使って、丁寧に、確実に毛根を傷つけないように株分けします。ドナーロスを最小限に行うには、手作業による株分けが最適です。
*複数人の熟練した看護師が短時間で株分け作業を行うため、グラフトの鮮度が保たれ、移植後は高い確率で定着します。
 
3種類のグラフトを、それぞれのサイズに合わせたスリットに移植します。より自然に見えるように形・向きに注意し、周りの正常な組織を傷つけないように慎重に移植されます。この方法で、最も難しい点は、いかに短時間でより多くのグラフトを傷つけずに移植するかということです。
 全てのグラフトが移植されると、時間をかけて専門医が最終チェックが行います。その後、ドライヤーで十分乾燥させ、ドナー採取部分を軽く圧迫止血する目的で包帯をします。 最後に、術後の注意事項や洗髪方法、抜糸等についての説明を受け、帰宅していただきます。
術後10日〜2週間で抜糸をします。
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